アンケート調査の「被災地で太陽光発電を導入している人に聞いてみたいことはどんなことですか?」という質問に対して最も多かった解答が、「本当に役に立ったのか?」。災害時の稼働状況に関してまだまだ体験談が少ないため、本当に電力が使用できるかどうかが最も気になるようです。次に多かったのが「夜はどうしているのか?」。太陽が沈んでしまっては発電できないため、夜の過ごし方にも感心が集まりました。、災害はいつどこに起こるかわかりません。太陽光発電を導入するにあたって、災害時の対処法を確認しておくのは重要なのです。

災害が起こって停電が発生しても、日中の日差しが降り注ぐ状況であれば、発電は可能です。発電した電力はもちろん電気機器で使えますが、自動運転機能に切り替える必要があります。自動運転機能に切り替えるとともに、自動運転用のコンセントに電気機器をつなぎ直す必要がありますので、災害に備えて手順を理解しておくことが大切です。自動運転コンセントに接続できる電気機器は1.5KWまでなので、制限される場合がありますが、停電時に電気機器が使えるだけでも大きなメリットです。
日中は太陽光で発電できるため、多少の制限は受けても普段通りに生活できますが、夜はそうはいきません。文字通り「太陽光」で発電するため、夜は発電できないからです。そこで、昼間の発電をうまく利用することが必要となります。また、蓄電設備を導入すれば、昼間に太陽光で発電した電力を夜に利用することも可能です。最も有効な方法が電池の充電です。昼間の電気でできるだけ多くの電池を充電しておけば、懐中電灯やラジオ、携帯電話などが十分に使えるため、最低限の情報収集も可能です。また、ポータブルのテレビやDVDプレーヤーがあれば、娯楽まで楽しめます。

現状での災害時の最良の手段は、自動運転機能を使い、日中に発電した電力を昼間の間に有効に使うこと。しかし、「もっとこうなれば太陽光発電は災害につよくなると思われることは?」のアンケートの回答でも最も多かった「蓄電システムを整備する」のように、昼間に発電した電力を蓄電して夜にも使えるようになることが望まれています。ユーザーの要望を受けて、家庭用の蓄電システムも各メーカーで開発されています。







